よく日本のエンジニアの年収は安いと言いますが、実際どうなんだろうと思い調べました。
現役エンジニアの僕が、年収や、年収を上げる方法、年収の相場を公開します。
結論から簡単に言ってしまうと、日本のエンジニアの年収は少ないです。年収の相場は、個人的には他の職種より若干高いかと思います。
年収を上げる方法は、いくつか手段はありますが転職が一番手っ取り早いかと思います。
エンジニアの年収は低いの？
日本のエンジニアの年収は安いです。
アメリカの普通の能力があるエンジニアなんかは年収が1000万円とかザラにいるみたいです。
しかし、アメリカを始め諸外国では、計算機科学を修めた人のみ就職できる狭き門ですので日本とは違います。
日本では、大学を卒業してたまたま情報システム部に配属された人とは違います。
なので比較することは難しいですが、日本のエンジニアの平均年収は一般的にそこまで給料は高くはないとはないと言えるかもしれません。
僕の実感値でしかありませんが、エンジニアの平均年収はだいたい年収500前後といったところでしょうか。
僕もそうでしたが、未経験でこの業界に就職するのであれば地域によって変動はありそうですが、年収は240万円から300万円といったところでしょうか
逆にエンジニアを経験して、１年経過すると相場はグッと上がります。１年か２年経験したエンジニアだと年収350万円から４００万円はいけます。
もちろん本人の努力次第ではありますので、エンジニアになったからと言って勉強や努力を怠ると年収を上げることは難しいと思ってください。
僕の経験では、このようになりました。
- １年目 → 年収３００万円
- ２年目 → 年収４００万円
- ３年目 → 年収５００万円
このような評価をもらいました。たぶん年収５００万円からは転職だけでは年収を上げることは難しいとは思います。
もし、ここからさらに年収を上げたければ、規模の大きい会社に就職するか、何かで実績を残さないと厳しいと思います。
転職で年収を上げるのは、そのときの景気もあるので運の部分も大きいです。また、僕なりにではありますが、自己研鑽してはいたので、与えられた業務をこなすだけでは年収を上げることは難しいとは思っておいてください。
エンジニアの年収の相場を実体験をふまえて公開
エンジニアの給料は、新卒で大手企業に就職する場合を除くと平均より少し多いくらいです。
なので、現状が大手企業にいるとかでなければ生涯年収はエンジニアになると多くなります。
僕の友達や周囲の人と比べたときの話ですが、大企業に行った友達よりは年収は低くなります。
しかし、中小企業に就職した友達よりは高い年収のようです。
これは交友関係によって変わってくるとは思いますが、参考までに書きました。
エンジニアで年収1000万円は可能？
エンジニアで年収1000万円は可能かどうかと言われると、可能です。
条件は３つあります。
１つ目は、フリーランスエンジニアになると年収は１０００万円は夢ではありません。
実際に僕の知り合いでフリーランスエンジニアがいますが、めちゃくちゃ技術力が高いとかっていうワケではなく、今まで使ったことがない技術が必要になったときにその場で調べて対応するだけだとおっしゃってました。
そういった意味では、新しい技術のキャッチアップはある程度必要かもしれませんが、最後は適応力が求められるということです。
２つ目は、新卒で大手に就職する方法です。
大手に就職すると、３０代になる頃には年収１０００万円も可能です。
３つ目は、外資系の企業に就職転職することです。
GoogleやMicrosoftなどに就職すると、数年で年収１０００万円も可能です。
外資系企業は、日本の雇用形態とは違うので、明らかに職務能力がないと判断されると解雇されることもあるようです。(幸い僕の周りにはまだいないですが・・・)
エンジニアの年収の上げる方法は転職のみ
エンジニアが年収を上げる方法はいくつかあります。
これも運や機会との問題なので、全員が全員実行したから言って年収を上げることができるという保証はありません。
１つ目は、社内の評価を上げることです。
この方法は残念ながら、どれだけ評価をあげたとことで１年や２年で先輩や上司を年収で追い抜くことはできませんが、確実に少しずつではありますが社内の評価で年収は上がります。
２つ目は、実績を作ることです。
一般的な方法として、OSS(オープンソースソフトウェア)に参加したり、イベントに登壇して実績を作ることです。
もう少し詳しく書きます。
JavaとかPHPなどのプログラミング言語は、一般の開発者によって日々新しい機能を作っています。
その開発に参加することはそこまで難しいことではありません。
OSSの参加によって、より高いレベルでプログラミングをすることができますし、コミッターとして名前が残ります。
こういった活動を続けていると自然と認知度が高くなり、また技術の証明になりヘッドハンティングされるケースもあります。普通に転職するより基本的にはインパクトは大きいので年収はかなり上がると予想されます。
３つ目は、年収を上げる方法としてポピュラーな転職です。
エンジニアの転職で一番重要視されるが、職務経歴書です。
未経験からエンジニアになりたい人であれば、今まで練習してきた技術を洗い出して書いてください。
経験者であれば、今まで担当した業務で使った技術や環境を洗い出しましょう。
これは未経験、経験者に共通して言えることですが、自分が担当した業務や勉強したところで苦労したところを一言書いているとさらに評価は高くなります。
