新型コロナウィルスの蔓延により全産業働き方の見直しを強いられた2020年でした。
この新型コロナの影響でエンジニアに働き方や需要にどのような変化があったのか現役エンジニアが解説します。
これからエンジニアに転職しようとする人も、エンジニア経験者にも参考にしていただければ幸いです。
コロナ禍で変わったエンジニアの働き方
2020年は新型コロナの影響で大きく働き方を変えることを強いられた1年でした。
働き方がテレワークになり、会議はビデオ通話になりました。
エンジニアの多くがテレワークでの仕事になった
多くのエンジニアがテレワークでの仕事になったことで、メリットとしては通勤時間を削減できること、会社での人間関係から開放されることなどメリットがあります。
経営的な観点から言っても高い賃料のオフィスが必要なくなりよりスリムな経営ができるようになりました。
デメリットもあります、会社に人が集まっているときのように気軽に相談ができないために仕事により時間がかかるようなことも多々ありました。
他にも、雑談が完全に失われたことによってメンタルの不調を抱える人もいるようです。
これは、個人の差が大きいようです。
エンジニアの会議がビデオ会議になった
会議もZoomなど使ったビデオ会議になりました。
特に開発を依頼してくる会社に行けなくなりました。
ビデオ会議での会議を重ねて開発をしてリモートでの納品という案件もいくつかありました。
ビデオ会議では回線を占有してしまうのでカメラは切ることが多いです。
そのため、相手の表情が見えないので相手の理解度もわからずに会議を進行していくしかないのが難しいところです。
コロナ禍でのエンジニア需要はどうなった?
エンジニアの転職はコロナ禍でどうなったか解説します。
エンジニア未経験の求人は減少傾向
新型コロナの影響で未経験エンジニアの求人は減少傾向です。
もし、この記事を見られた貴方がエンジニア未経験であれば、今の状況ではできるだけリスクを減らして転職活動を行うのがベターだと言えます。
少し厳しい話になりますが、未経験のエンジニアを採用する場合教育コストがあります。
今の状況でも潤沢に教育コストをかけらる企業はそう多くないです。
エンジニア経験採用は上昇傾向
未経験者と対照的に経験者採用は上昇傾向にあります。
これは、大型案件が3月や4月から始まることが多いこともありますが、今のうちに経験者を企業が囲い込んでおきたいという思惑があると思います。
私も転職サイトにはずっと登録はしているのですが、1月ごろからスカウトメールが如実に多くなっています。
コロナ禍でエンジニアのキャリアはどうすべき?
エンジニアとして経験が少ない場合はできるだけリスクを少なくして行動すべきです。
未経験エンジニアであれば、今の仕事を続けながら転職活動をする。
経験が浅いエンジニアであればリスクをできるだけ少なくしてイイ企業があれば転職という選択がベストです。
ある程度経験を経てきたエンジニアであれば今のこの状況は売り手市場かもしれません。
日本の中小企業は大多数の社員は英語を使えません。そのため外国人の社員を雇えないので、いずれ未経験のエンジニアの転職市場も2019年程度にはなると思うので今はリスクを少なく行動するのみです。