この仕事をしているとたまにどうしようもなくプログラミングが苦手な人が存在します。
えてしてそういった人は間違った頑張りかたをしている人が多いように感じます。
なので、「プログラミングに向いてない」とか「エンジニアの適性がない」と思ったら騙されたと思ってこの記事を読んでください。
私がプログラミングを教えた経験も含めて書いてます。
プログラミングに向いてないと思っている人の特徴
よく論理的な思考がない人はプログラミングとかエンジニアに向いてないって記事を見ますが、あれは誤解です。
すぐれたエンジニアでも論理的ではない人は多いです。
私の経験が少ないだけかもしれませんが、すぐれたエンジニアでかつ教えることがうまい人を見たことがないです。
エンジニアという職業は10人いれば10人の仕事ができて、100人いれば100人の仕事ができるわけではないので彼らは人に教えることに価値を見出していないのかもしれませんが、未経験のエンジニアに門戸を広くして教えていくことで自分の仕事が減るという感覚はないようです。
それってどう考えても効率的にはないので非論理的ですよね。なので論理的なそこまで多くないように思います。
他にも、自宅で勉強しないエンジニアはダメだって記事が多いですが私はそこまで自宅学習が大事だとは思いません。
エンジニアになると1日に8時間以上1つのことについて調べます。
私の集中力がないのか、私の頭が悪いのか、私が疲れやすいかもしれませんが、1日仕事が終わるとヘトヘトです。
この業界「日進月歩」だとか「ドッグイヤー」とか言いますが、そこまで技術革新が早ければ誰もつくてこれません。
1つの技術を習得すれば5年は同じ技術を使います。そうじゃなければ誰も仕事しつつ新しい技術の勉強なんてできません。
なので集中できる人であれば8時間仕事中に勉強すれば十分です。
プログラミングに向き不向きはそこまでなかった(経験談)
プライベートでも仕事でもプログラミングを教えて経験から言わせるとプログラミングの向き不向きなんて業務レベルでは存在しませんでした。
仕事でまったくプログラミングが書けない人がいたのですが、私がアドバイスすることによってプログラミングが書けるようになりました。
この記事では踏み込んだ話になるので、彼がプログラミングできるようになった話は省きます。
その代わりに次の章のことについて意識することから始めてプログラミングしてもらいました。
プログラミングに向いてないわけではない
今までプログラミングに向き不向きはないと言いましたが、変えなければならない習慣もあります。
これは一朝一夕にできるものではないと思いますので根気良く自分を鍛えていかなければならない部分もあります。
- 文章を正しく読む
- 自分の考えや意見を文章化できるようにする
文章を正しく読むってのは文字通りなんですが、長い文章で知らない単語もいっぱい出てくるとすぐ読むのを辞める人がいますが、それではプログラミングはできません。
エンジニアになると時には英語の文書を読むこともあります。
難しいからわかりませんではエンジニアとしてやってけません、自分なりに咀嚼しながら文章を理解いていくトレーニングは必要です。
次に、自分の考えや意見を文章化できるようにするというのは、これも文字通りなんですが、できない人も多いです。
「なんでXXと考えたんですか?」というと答えに「わかりません」って人がたまにいます。
人間なのだから何かを選択した根拠はあるはずなんですが、そういったトレーニングをしていない人はこういったケースに「わかりません」って言うケースが多いです。
自分が何でそれを選択したのか人に説明できないと誰もそれ以上のことを知ることができないわけです。
例えていうのであれば、プログラミングを第三者が見て、「なんでここ、こう書いてるの?」って話をしたときに「わかりません」って答えられるとそれ以上第三者は何が正しいかわからなくなるわけです。
こういった考え方は人によっては少しトレーニングが必要なように思います。
私の経験上、文章を正しく読めると、自分の意見も文章化しやすくなります。
世の中のネット記事には歯の浮くような言葉も、辛辣な言葉も並びますが人の成長により添った記事は少ないなと感じていたので是非より多くの人にプログラミングが向いてないとか、エンジニアに向いてないとか思わないで欲しいな思い書きました。
ではでは