他業種から安定しているエンジニアになりたい、エンジニアになってお金を多く稼ぎたい、エンジニアになって自由な働き方を得たいなど様々な心持があると思います。
そこで工場勤務からエンジニアになった私が、他業種からエンジニアになる人がやっておくべきことを伝授します。
エンジニア界隈はほかの業種より特殊ですから、他業種から入ってくると精神的にやられちゃう人が多いです。
なので、やっておくべきことより気持ちの持ち方の方が大事かと思いますので自分の経験から言えることを書きました。
プログラミングの勉強
プログラミングの勉強はしててほしいことですね。
エンジニアになってもプログラミングをしている時間は全体の半分もありません。
そう断言してしまうと、プログラミングはエンジニアになってから勉強すればいいやって声が聞こえてきそうですがそうではありません。
他業種からエンジニアになりたいのであれば、自分は忙しいながらも勉強してプログラミングができますと言えないとおそらくなかなか採用されません。
想像してもらいたいのですが、以下のAさんとBさんならどっちを採用したいですか?
Aさん→プログラミングは採用されてから頑張ります。
Bさん→プログラミングを休日にやっていました。
どう考えてもBさんの方が採用しやすいですね?
私は採用面接をしたことがないですが、私でもBさんを採用します。理由は以下の通りです。
- プログラミングには向き不向きがあり、自分で勉強しているのであれば少なくとも不向きであることはなさそう
- エンジニアになってもわからないことは自分で調べて結果を出してくれそう
- プログラミングを始めるとわからないことが多いので、どうやって勉強してきたか聞いてみよう
少なくとも私であればこのように思います。
なので口先でいくら頑張るとアピールするより、プログラミングができるとやる気を見せた方が採用担当者には効果があります。
ちなみに過去にプログラミングを勉強する方法を書いたので良ければ参考にしてください。
他人と自分を比較して落ち込む必要はない
エンジニアの世界では、できる人とできない人の生産性は100倍以上あります。
私が到達できない、24時間働いてもできないようなことを数時間でちゃっちゃっとやってしまうようなエンジニアも中にはいますし、毎日残業ばかりしているものの仕事が全然進んでいないエンジニアもいます。
エンジニアと言っても仕事は設計のような仕事から実装、テストや運用まで多岐にわたるので自分の強みはどこかにあります。
なので、自分の得意なことを探したり、他のエンジニアがやりたがらことをやって生きていくっていうのも全然ありだと思います。
エンジニアもそのほとんどがサラリーマンなので私は1番になるだけが全てではないと思いますし、上には上がいます。
むしろエンジニア界隈は頭がよく、高学歴の人が多い業種なのでなかなか飛びぬけたナンバー1になるのは難しいと思いますので、ついついすごい人には目がいきがちになるのですが、あまり気にする必要はないと思います。
他人と比較しすぎる人は、自滅しているケースを多く見てきました。
エンジニアになることがゴールではない
最近はプログラミングがかなりポピュラーになったせいか、エンジニアになりたいことが先行して、エンジニアになって目的を失う人が多いように思います。
私の場合、ITの技術を駆使していろいろ作ることが楽しいからエンジニアになったのですが、100%仕事のためにエンジニアという仕事をするって気持ちだと割に合わない仕事だと思います。
なので、エンジニアになる動機が不純なものでも構わないのですが、動機が強い人ほどこの業界を長く続けているように思いますので、エンジニアになること=ゴールにならないでもらいたいですね。
ネットを見るとこれからエンジニアを目指す人にたいして、プログラミングもSQLもフレームワークをやった方がいいとかいろんな情報にあふれていますが、プログラミングをしっかりやって、何かポートフォリオを作ってもっていくと20代ならどこかの会社に確実に採用はもらえます。
なので、それよりもエンジニアとして長く働いていくための心持を今日は書いてみました。それでは。