未経験からエンジニアになるためには、専門学校とか大学とかいかないといけないと思っている人もいると思います。
僕は専門学校も情報系の大学も卒業していませんがエンジニアになれました。
先に結論から言ってしまうと、完全未経験からエンジニアになれます。
通っていた大学の学部や高卒でも可能ですし、女性も可能です、30代でも可能ですのであとは動くのみですね。
今からエンジニアになろうと思っている人のために、完全未経験からエンジニアに就職する方法を詳細に解説しましたので参考になれば幸いです。
エンジニア未経験からの転職は難しくない
多くの人はこのページを、未経験からエンジニアになるために開いたと思いますが、残念ながらエンジニアに転職することはそれほど難しくありません。
僕が見てきた中でも38歳で未経験からエンジニアになった人も見てきました。
その人が特段がいい大学を卒業しているかと言われると、高卒の方でした。
高卒をバカにしているとかではないですが(僕も高卒です)、ある程度誰でもなれますよということが言いたいのです。
未経験からエンジニアになるには文系学部も学歴も関係なし
未経験を採用している会社の多くは文系学部からも採用しています。
そういった意味で、学部や学歴は関係ありません。
必要なのは、何がなんでも食らいついていくガッツとググって解決していく能力の方が問われるのがエンジニアの仕事です。
なので学部や学歴には関係なく採用している会社はわりと多いです。
未経験からエンジニアになる女性も増えてます
未経験の女性エンジニアも増えています。
僕が未経験で就職した職場には、女性で業務未経験の人も多くいました。
女性だから不利になる、有利になると言ったことは基本なさそうです。
逆に人不足から、結婚して子育て期間が終わったママさんエンジニアを狙って採用する会社も増えているようです。
そういった事例から、結婚や出産もしやすい環境と言えます。
僕も数件産休育休したママさんエンジニアを見てきました。
30代からのエンジニアになる人も多いです
30代からエンジニアになれるのかという不安を抱えているいる人も多いと思いますが、前述の通り38歳で未経験で入社してきた方を知っているので30代特に前半であれば問題ないと言えます。
僕が経験した職場には30代未経験のわりと多くいました。
20代と30代の採用の違いは見る目は厳しくなりますので、プログラミングは習得(あとで説明します)しておいた方がベターです。
IT業界は、長らく未経験の人を受け入れておらず近年は人不足は顕著です。
経済産業省がIT人材を育成しようとしていますが、現状全然人は足りていません。
日本では長らく終身雇用と年功序列をセットで新卒一括採用を行ってきて、まだまだ転職しない人の方が多い世の中ですのでIT業界は人不足です。
ですので意外と思われるかもしれませんが、30代前半だとまだ若手ですので転職するチャンスは多いにあります。
気になる未経験エンジニアの年収は?
ここは残念ながら、未経験であれば高い収入は望めません。
年収で言うと地域にもよりますが、年収で250万円から330万円といったところです。
ですが、年収は問題ありません。
なぜなら年収はすぐに上げることができるからです。
僕の経験をおりぜて話すと、未経験で就職した時点の年収は280万円ぐらいでしたが、1年後転職すると年収が400万円になりました。
これはあくまでも一例ですが、僕のケースが参考になれば幸いです。
エンジニアになるためにはプログラミングを使えるようにしておこう
未経験からエンジニアになりたいのであれば、プログラミングを勉強しておくことをおすすめします。
プログラミングを使えるようにしておいたほうがいいです。
理由は、エンジニアとしての適正がわかるからです。
エンジニアとしての適正を理解できる
プログラミングを勉強することでエンジニアとしての適正が理解できます。
ちょっと厳しいことを言いますが、この業界はどこまで行っても自分で勉強していくしかありません。
なので、プログラミングの基礎ができるということは、野球選手でいうキャッチボールができるということと同じです。
プログラミングの本で勉強しても、オンラインスクールで勉強しても理解できないのであればそれは適正がないと言わざる得ません。
もし、エンジニアとして転職してから適正がないと発覚したらより不幸になると思いますので自分の適正を見るためにも、プログラミングを勉強しておくことをおすすめします。
ちょっと多くのこれからエンジニアになろうとしている人をビビらせてしまいましたが、多くの人はできます。
僕のような凡才にもできているので問題はないでしょう。
新卒から未経験でエンジニアになる場合は研修制度がある会社を選ぶのもあり
基本的には、新卒でエンジニアになる人にも適正を見るためにプログラミングの基礎がわかることは重要かと思いますが新卒の場合はお金をかけずにプログラミングを勉強する方法があります。
それはプログラミングの研修がある会社に入社することです。
プログラミングの研修と言っても多くの会社は、大手書店で販売されているプログラミングの入門書で研修しています。
そういった研修は、受講者には次の3つのメリットがあります。
- 本や資料が無料でもらえる
- プログラミングを教えてもらえる講師が無料で使える
- 給料をもらいながら勉強できる
最高な環境ですね。
実は、裏技なんですが転職者には職業訓練校というウルトラCもあります。
職業訓練校は国から補助金としてお金をもらいながらプログラミングを勉強できます。
そのあたりの詳細については個人でググってみてください。
未経験からエンジニアになるためのプログラミングの独学方法
プログラミングの独学方法は過去にこの記事で詳細に解説しています。
プログラミングの勉強方法に悩んでいる方には参考にはなると思います。
未経験からエンジニアになるための志望動機を公開
未経験からエンジニアになった僕が、NGな志望動機といい志望動機のサンプルを3つ作成しました。
大事なことはシステム業界に就職する動機をストーリーで解説することができるかどうかが大事です。
未経験からエンジニアになりたい人が書いてはいけない志望動機
- 前職や現職にたいするネガティブな内容
- やる気だけがあるという内容
- 手に職をつけたいという内容
- これからのIT産業が時代伸びるから、安定しているという内容
1つずつ解説していきます、前職や現職の内容に関するネガティブな発言は基本的に面接では言わないのがマナーです。
なぜなら、ネガティブな発想をいただきやすいイコール今回採用しても同じことになり得るのではないかと思ってしまいます。
面接は、一芸を披露する場ではありません、あくまで求人を出している会社は、その会社のカラーに合う無難な人を求めていますのでネガティブな内容は不要です。
次に、やる気だけを全面を押して「勉強させていただく」という発言もNGです。
なぜなら、やる気だけでは仕事はどうにも進まないからです。やる気があることは大前提ですので、やる気があるというような内容を書くことはNGです。
さらに、たまにエンジニアは手に職がつけられると思っている人が面接を受けに来ることがあります。
エンジニアの仕事は一朝一夕には習得できるようにならないので、手に職という資格試験のような発想だと面接や書類選考で弾かれる可能性は高いです。
エンジニアの仕事は、一旦習得して終わりではないです。テクノロジーが進歩する以上生涯学習は必要です。
最後にこれも多いのですが、IT産業が伸びているからとか安定しているからって志望動機を書きがちですが、これもウケは悪いです。
自分が面接官の立場になったらどうでしょう?
安定しているor伸び盛りの産業だったら、他の産業でもいいのではないかと思われがちですのでこれもNGです。
プログラミングの興味からエンジニアになる志望動機
プログラミングを勉強していく中で、個人での開発では規模の限界を感じ、チームでより大きなシステムを開発していきたいと思いました。
システム制作の興味からエンジニアになる志望動機
システムを通して、作業されている方やシステムを使われている方の作業をより効率よく作業ができるように支援できるようにしていきたいです。
未経験からWeb系エンジニアになる場合の志望動機
Webエンジニアの場合は、基本的には応募する企業のビジネスによって志望動機は変えるべきです。
一般のWebサイトとかであれば、消費者の目線に立った開発や、出品業者の効率をあげるための開発といったことを言えればいいです。
ではでは、未経験からエンジニアになることは可能ですのでみなさんをお待ちしております。